「相場に勝つ」株の格言 (日経ビジネス人文庫)



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「相場に勝つ」株の格言 (日経ビジネス人文庫)
「相場に勝つ」株の格言 (日経ビジネス人文庫)

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株に手を出す前に

古今東西、相場に関する格言を一冊の本にまとめています。
格言を通して、相場に向かう心持や考え方を説いているように思え
為に成ります。
悩んでいるとき、どうしたら良いのか迷っている時に一読を。
格言の配列にもっと工夫を!

 なんと250もの「株の格言」を300ページ程の文庫本に詰め込んであり、非常に密度は濃い。伝統的な格言の多くが慎重さを薦め、感情的反応や冒険を戒めるものなので、スタンスは当然良心的で真面目である。要するに「株ではそれ程儲からない」「余剰資金と忍耐力の無い者は手を出すな」ってことを繰り返して説いているように感じた。
 ただその出典となる「格言」の出典はバラバラで、本間宗久などの江戸時代の米相場の極意書や、ウォーレン・バフェットなどのアメリカのカリスマ・ファンドマネージャー達の著書からの引用であったり、中には「冬来たりなば春遠からじ」や「生兵法は大怪我のもと」、「温故知新」など普通の格言を株に応用したものもかなり含まれている。
 不満が残るのはその配列の仕方で、第1章から第6章まで「株で成功する人、失敗する人がわかる34の格言」「情報の活用法がわかる38の格言」などと分類されているがその根拠が今ひとつハッキリせず、同じ主旨の別の格言が全く違う箇所で出てきたりする。いっそのこと50音順に並べて辞典風にするか、出典毎に分類した方がずっと分り易かったのではなかろうか?
 私は始めから最後まで順に通読していったが、なんかアトランダムに格言の解説を受けてるように感じてその単調さに段々飽きてきた。もう少し系統立てて(同じような格言はまとめて)解説して欲しいと思った。
投資家の心得書やね

人生の教訓たる格言を、株式投資にあてはめてみただけの書、と言えばそれまでだが、かえって、株式投資に慣れてきた投資家には、耳が痛い、「初心忘るるべからず」、を諭してくれる(ハッと気付かせてくれる)有意義な書だ。

もちろん、投資に足を踏み入れ始めた方には、知っておいて損はない、投資家の心得書とも言える。

格言だから堅苦しい、と思いきや、平易な文章で、非常に簡潔にまとめられている。ただ、格言やことわざに抵抗のある人には、とっつきにくいかも?

文庫本ということで、ポケットに忍ばせておいて、ちょっとした時間に、チラチラ読むことができるのもいいだろう。

よく読んで、注意を喚起していれば、「負け」は確実に少なくはなるハズ・・・。負けないための書、やね・・・。











日本経済新聞社
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